ボルボV70オートマ修理
バルブボデイをV70のATに取り付けます。その後、試乗しましたが問題なくスムーズに変速しました。
今回のオートマ修理からアイシンのATのパワートレーンは本当にしっかりできていると思いました。
16万キロぐらいではATが何ともないことと、ATをリビルトに交換する必要は全くないということが確信
できました。
左右の写真はバルブボデイの本体をO/Hができたところです。右写真に有るようにソレノイドバルブも
今度はO/Hします。バルブボデイの出来栄えは、このソレノイドがうまくO/Hできるかどうかにかかって
います。慎重に分解し、注意深く圧入して組立てます。
バルブボデイの中はかなり複雑です。左下の写真のようにチェックバルブやボールがいくつもあります。
ATFをまず抜き取りました。かなり汚れています。その後、バルブボデイを取外しました。
バルブボデイもスラッジで泥んこでした。バルブボデイは4層になっていますので、1層づつ
取外して点検と洗浄を行います。バネのは損はありませんでしたが、オリフスにスラッジの
めずまりが結構ありました。それらを綺麗に取り除きエアーで吹き飛ばします。
ボルボV70オートマ修理で埼玉から入庫しました。症状は朝スタート時2−3速が滑る。
夏場に一時間ほど乗ると2−3が滑り、3−2の減速時にショックがます。又車庫への入庫時に
R→D、の際にショックが出るとのことでした。走行距離は161125Kですから、ATに不具合が出る
ことも十分に考えられます。
ボルボオーナーの方で永く乗り続けたいと思われる方は是非、ATF全量交換だけでなく、バルブ
ボデイのO/Hもお試しください。きっとあなたの愛車は元気になり、快適に走ってくれると思います。
ボルボのATF全量交換、オートマ修理を検討されておられる方は下記までご連絡ください。
株式会社カーサポートKAWASE TEL 0748-24-0089 AT担当迄
バルブボデイの中のスプールバルブとスプリングです。これらをソレノイドとATFを介して作動させます。
このバルブの中にはコンマ○○ミリのオリフスがあり、そこが詰まると変速ショックなどが出ます。