ゴルフ4オートマ修理

大阪方面からの入庫です。

クラッチの滑りでD及びRにシフトを入れるとエンスト

します。又、走行しても「キーン」という異音が出ます。

これは、バルブボデイだけの修理では完治しません。

クラッチを元通り組立てた後、車両に取り付けます。

ついでですから耐熱性の塗料で塗装しました。

トルコンの中も焼けていました。これは新品が高価で

すから、在庫していた中古を取り付けます

オイルパンを一番に取外し、オイルの臭いをかぎます。

案の定、焼けた臭いがしました。オイルも焼けています。

パワートレーンを全て取り出しました。これを分解し点検

していきます。

ATFは交換されたようですが、これでは交換にはなり

ません。スラッジがびっしりと付いています。

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ゴルフ4の4速オートマを取外しました。

ATの中のクラッチのフェーシングは殆ど焼けて硬化して

いると思います。

ゴルフ4のオートマはシンプルで結構強いですが、一度

滑り始めるとクラッチ等が擦り減り、焼けてしまいします。

こうなるとATを下ろしての作業となります。

エンジンと合体しました。綺麗に取り付けられました。

エンジンを始動し、ATFを入れます。

その結果、左の写真にあるようにクラッチがつるつるになり、

又破損しています。これでは変速しません。

ゴルフ4のオートマ修理を検討しておられる方は下記までお知らせください。どんな方法でも

修理することが可能です。

付加的な作業として、ブレーキ油の全量交換とタイロッド

エンドのブーツ破損のため左右のタイロッドエンドを交換

をしました。

オートマオイルを定期的に全量交換しないとその代償は

かなり大きくなります。

株)カーサポートKAWASE AT担当迄   TEL 0748-24-0089

ゴルフのオートマは結構重たいです。

これをミッションジャッキーをうまく使いながらエンジンに

取り付けます。