トゥアレグ3.2オートマ修理

トゥアレグのオートマ変速不良の修理です。

症状

5−4シフトダウン時のショック及び6速
ホールドができず、アクセルを踏み込むと
ジャダが出て、強烈なショックが出ます。

かなりストレスになり、かつ恐怖感をドライバー
に与えます。

原因はATF交換がなされておらず、スラッジの焼けつきなどが0.35ミリのオリフスを詰まらせスムーズな
油圧がかからず、一気に油圧がかかるために生じるショックです。

パワートレーン部の油圧ホールにもスラッジが食いついている場合があり、新品のバルブボデイを
取り付けても症状は変わらない場合がありまずはそこを十分に洗浄する必要があります。

バルブボデイのO/Hをして組み付け、ATFを充填して完了です。試乗は30分走行し、これぐらいの時間で
上記の症状が出ていましたが、問題なく変速し、又シフトダウン後の変速もムラガなく、6速でしっかりと
ホールドしていました。5−4速のシフトダウンも4速に入る時間は修理前では少し長く感じましたが、修理
後は5−4速にすぐに入り、タイムラグがなくなりました。その結果はショックは全くありません。これで快調
に走れると思います。

上記の作業で割愛していますが、油圧の調整が生じる場合かあります。これは非常に難しい調整です。
変速具合に応じてどこをどの程度締め、また緩めるかを判断する必要があるからです。経験が必要です。
よく電話で問い合わせがありますが、電話で説明できるようなものではありません。

トゥアレグ、カイエンなど6速のATトラブルはこれからもまだまだ生じることと思います。しかし、一度修理
すれば永く乗れますので、どうぞあきらめないでください。一度お電話を頂ければどの程度の修理が必要か
をご説明させていただくことができます。あきらめる前にご一報ください

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